暇(満)人の日記

ダイエットと読書について記事にします

隋の話

後漢時代の混乱を沈め、再度中国を統一したのが隋王朝です。隋の煬帝という皇帝は、黄河と長江を結ぶ大運河をつくろうと企てました。これまでも発想はあったものの予算の関係で没になっていた政策です。結果予算がかかり過ぎましたが、後の中国に大きな影響をもたらしました。

アッバース朝時代の変化

アッバース朝時代には経済的な変化もありました。都をバグダードに移したことで、オアシスの道が更に栄えました。更にインドから0の概念、中国から製紙法がもたらされた事で会計技術も発展し、経済規模は大きくなりました。

イスラム教の発端

イスラム教は経済的背景からうまれました。当時イスラーム世界では交易路が変わった影響により貧富差が拡大していました。これに待ったをかけたのがムハンマドです。ムハンマドは民は平等だと唱えました。彼の死後も正統カリフたちが教えを広めました。

ローマ帝国分裂後の経済

ローマ帝国の分裂後、貨幣経済は衰退し始めます。様々な民族の移動スポットになり様々な国家が生まれては消える混乱期にも陥りました。貨幣経済の復活はフランク帝国の発足までお預けになったそうです。

古代中国の貨幣

これまで紹介した貨幣が金貨・銀貨が多かったのとは対称的に、古代中国では銅貨が主流でした。円盤状で重みがあったそうです。また現在の50円玉のように中央に穴があるのも特徴で、ひもに通すことでたくさんの枚数を持ち運ぶ事が出来ました。